シャドウハーツⅠ コードサーチ トレジャーゲット率 改訂版

あれからずっと、最初からプレイしていたために更新が遅くなってしまいました。
しかしその甲斐あって、ようやく真のトレジャーゲット率が判明したのでここに記します。
シャドウハーツ発売(2001/06/28)から丸10年という節目に間に合い、感慨深いです。

解明方法
さて、そこに至るまでの経緯を書かせてもらいますと、前回の記事ですでにコードのアドレスは20100C80であると判明しており、トレジャーの総数はゲーム・ガイド・コード共172で一致しました。

そして、このアドレスの値が0050005C、10進数にすると92・80という2つの値に別れてしまっていて、これが恐らく宝箱と？から入手した違いによる分類だということまでは分析できました。

但しその分類にするとガイドとコードとの値が5つもずれてしまうことになり、その謎が分からないままになってしまっていました。
そこで、このアドレスの値がどういう所で変化をしているのかを一から追ってみたのです。

自分のミスで１つズレてました
最初の値は当然00000000で、宝を取ると000000xx、？の場所のアイテムを取ると00xx0000の値が1つづつ増えていきました。
まず最初にズレを発見したのが、密航船のアイテムについてです。
これは単純に私のミスだったのですが、密航船の宝箱「香木の腕輪」はイベントが進むと「霊獣の尾」になるという特殊なもので、香木の腕輪と霊獣の尾を二重に数えてしまっていました。
これだけのミスだったらアイテムの総数が173になるので分かりやすかったのですが、もう一つのミスがあったせいで発見が遅くなったのです。
それが、上海である程度イベントを進めた後に入れるガイドに載っていない部屋に、？「藥師のお茶」があるのを数え忘れていた、というミスです。
この2つのミスによって、宝箱が1つ多く、？が1つ少なくカウントされていたのでした。

おっきな宝箱は？扱いって一体…
先ほどのズレはストーリーの中盤少し前に発見できたのですが、進めど進めど、一向に違いを発見できず、最終的に発見したのが終盤の隠しダンジョン「石窟寺院」だったのです。
このズレは…実際にゲームしながらコードを比較するという私のやり方でなければきっと発見出来なかったと自信を持って言えます。
石窟寺院の宝箱は一度クリアするまでの3個とクリアした後の2個の計5つ存在しています。
そのうちの4つは普通の宝箱より明らかに大きい作りになっているのですが、何とこれが宝箱扱いではなく？扱いになっていたのです！
確かに宝箱の大きさが違うというのは疑うべき理由ではありました。
しかし、他にも色々と怪しい宝箱が存在していたんです。
リングを成功させて取る宝箱とか、バリアを破って取る宝箱とか。
そういった宝箱に意識を向けすぎていたために、ガイドを見ていただけでは気づかず、ゲームを一から進めて最後の方までやり直すはめになってしまったのでした。
そもそも、なぜこの宝箱4つだけ大きなものにしてしまったのでしょうか。
中身が特殊なわけでもありませんし、大きくしなければ気づきにくいとか、そういった必要性が何ら感じられません。
いいじゃないですか、別に普通の宝箱がぽつんと置いてあったって。
しかもそれを？扱いにしてしまうとは…私のコードサーチを妨害したかったとしか思えません。
確かに、この大宝箱の前に立つと？マークは出ますが、取った後で調べると普通の宝箱と同様に「宝箱は空っぽだ。」と出ますし、ガイドにもしっかりと「宝」と書かれているんですよ…
まあ、愚痴はこれ位にしておいて、研究結果を以下に記します。

研究結果
「トレジャーゲット率のアイテムとは、貴重品を除いた、
宝箱の中身92個、？と石窟寺院の大宝箱の80個、の計172個のアイテムのことである
また、カールじいさんの教えてくれる％は、小数点第一位切り捨てになっている」