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2012年8月23日

スワップ金利の計算方法

今日はスワップ金利の仕組みを説明します。

為替の現状
現在の外為ドットコムの為替の状況は

・日本円金利0.1%

・豪ドル金利3.5%

・1豪ドル82円

・スワップ金利74円

です。

スワップ金利とは、

2つの外貨の金利差で発生する1日毎の金利のこと。

この場合は1万豪ドルを1日所有すると74円貰えます。


最低取引単位
また、なぜ1万豪ドルか?

そんな疑問もあるかもしれませんが、

大抵FXでは、1米ドルとか、10豪ドルだけとか、

そんな単位では取引させてくれません。

取引できる最低単位が1万通貨からなんです。

具体的には

・1万米ドル

・1万豪ドル

・1万円

というわけ。

まれに1千通貨から取引できる会社もありますが。


そいじゃ、計算開始
さて、ここからがスワップ金利の計算方法です。

1豪ドルが82円なので、

単純計算で82万円と1万豪ドルを交換します。

ここで自分と外為ドットコムが

それぞれ豪ドルと日本円を持つので、

お互いに金利が発生しますが、

金利の効果を相殺し、3.5 - 0.1 =

3.4%自分が金利を得ることになります。(ややこしいですかね)

具体的には、仮に1年間1万豪ドルを持っていると340豪ドルの利益です。


再び豪から円へ
ここで再び1豪ドル82円の状態で340豪ドルを日本円にすると

340豪ドル × 82円 = 27,880円になります。

簡略化すると、82万円が1年で84万7880円になったんですね。

前述した通りFXでは1日単位で金利を貰えますから、

27780(円) ÷ 360(日) = 77.4円(*)

*365ではなく360なのだそうです。

また銀行によって金利が微妙に異なるため誤差があり

74円にならないようです。
 以上により、1日で74円が自分の口座に振り込まれます。


外貨預金とは違うんです
ここまでは外貨預金と殆ど同じ。

大きく違うのは、レバレッジがあること。

レバレッジについてはまた詳しく書いてみますが、

要するに実際に82万円持っていなくても、

その半額の41万円とか1/10の8.2万円と

1万豪ドルを交換できるシステムです。


まとめ
俺はレバレッジ2倍、つまり41.5万円と1万豪ドルを交換し、

1日74円をもらおうと考えました。

用意するお金が半分でも、同じ金利が得られるというわけ。

逆に用意するお金が同じなら、当然金利は2倍になる。

その分リスクは跳ね上がりますが。

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