アスペルガー(別名高機能自閉症。略してアスペ)の人の話。
あるアスペは、手先がとても不器用。
しかも一度に複数のことをするのがとても苦手。
割とアスペに多い特徴。
で、このアスペは料理をする時にちょくちょく食材をこぼす。
当然わざとではないし、いくら気をつけていても直せなかった。
しかし、ある日援助者が何の気なしに
「もやしに生まれてきたからにゃ~食べられなけりゃ角が立つ~」
と、即興の歌を歌ったところ、それを非常に気に入り、
他の食材を調理中にも同じように
「◯◯に生まれてきたからにゃ~◯◯なけりゃ角が立つ~」
と歌う日が続いた。
すると、
「あの歌を聞いてから、あまり食材をこぼさなくなった」
とアスペが言ったのである。
こんな所に、人が成長できるカギは転がっている。
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